2012年02月23日

ガラスのお話―「珪砂」の読み方は?




「珪砂」の読み方、わかりますか?


「けいしゃ」です。


珪砂とは、二酸化ケイ素によりできた鉱物です。石英という鉱物がありますが、それが砂状になったものをいいます。


その状態が石なら珪石(けいせき)と呼びます。


昔は玻璃(ハリ)、現在では水晶やクリスタルというように呼ばれていますね。


紅石英(ローズクオーツ)や紫水晶というものは、水晶にまじり物が入り込み、色づいた様の水晶です。


まじり物とはいいましたが、まるでガラス工芸家が調合し色づけしたガラスのように、どんな形の石も光り輝いていますよね。


水晶の石言葉をご存知ですか?「神秘的」「冷静沈着」です。ガラスの澄んだイメージにぴったりですね。


この石英は砂海を形作る主な構成物質でもあります。砂埃ですら車を傷つけます。


体温を奪う吹雪よりも恐ろしいかもしれませんね。





ところで、岩手にはガラス工房はどれほどあるんでしょうね。


機会があれば伺ってみたいです。47  

Posted by やんやんマチコ at 17:43Comments(0)